そのデメリットとは

安いことと地球に優しいという点では手放しで高評価しても良いリサイクルトナーは、消費者の味方と言っても過言ではありませんが、特に純正トナーにはないほどのリスクの高さを伴っていますから、その点は念頭に置いた上で購入を決めるべきです。

もちろん保証期間がしっかり設定されているのですからあまりにトラブルが多いようなら交換してもらうことも検討してみましょう。実は純正トナーでもリスクはあるのですが、リサイクルトナーはさらにトラブル発生率がアップしています。

最も注意したいのはトナー自体がミクロ粒子であるゆえに、万が一カートリッジが落下などの原因で破損した場合にトナーが飛散する可能性がある事です。カートリッジは滅多なことで破損するはずもないのですが可能性はけして0ではないのです。

原材料は体にも地球にも優しい素材で出来てはいても床に散乱した場合、ちょっとした刺激で空中に舞い上がり気管支に入り込むか、側にストーブがあれば引火して爆発する可能性も0ではありません。ましてや繰り返し使い回ししている専用カートリッジなら、破損する可能性がアップすること請け合いです。

パソコンなどの機器で見た場合と印刷した場合の画像の色合いに、純正品とリサイクルトナーとでは微妙な差が出てきてしまう事もあります。