リサイクルトナー購入
今回はリサイクルトナーの購入のメリットやデメリットについてのお話です。高速で高機能な印刷ができるレーザープリンターは、法人・一般家庭いずれにも対応可能コピー機として今でこそ人気の高いPC周辺機器ですが、価格が若干高いためかつて個人が持つには少々敷居が高いものでした。
特にトナーはインクジェットプリンター専用インク以上に取り扱いを注意しなければなりません。それだけにカートリッジはそのままに内容だけ交換するだけのリサイクルトナーが開発されたことは画期的と言えますし、一般個人にまで高速プリンターの優秀さを実体験の幅を広げた事は大きいと言えます。
リサイクルトナーの普及に伴ってプリンター機器が小型化されて一般人も扱いやすくなりましたし価格も手を伸ばしやすいレベルになってきています。さらにコンパクト化して絵はがき専用機器を開発した日本メーカーが国内シェアを大幅に拡大していった事は言うまでもありません。
インク業界ではプリンター仕様に製造されているとはいえ、再生品としてのリスクが完全解決されているわけではありませんから、リサイクルトナーの特徴を良く理解する事により効果的な印刷を目指す必要があります。“使い捨てにしない”エコな形は現代のニーズにも合致しているという点で高く評価すべきではあります。
機器メーカーでもインクメーカーに後れをとるまじと、純正インクのリサイクルトナーの販売を始めていますし、さらにコスト削減できる詰め替えインクも登場していますが、こちらはインクジェットでもレーザープリンターでも両方に対応できるものです。